日本画科の制作では鉛筆(6B〜6H)と麻紙の代わりに白像紙と岩絵具の性質に近く乾きやすい透明水彩絵具を使用します。透明水彩は初心者からプロといった幅広い層に好まれる扱いやすい画材です。その他にはアクリルガッシュ(不透明水彩絵具)、テクスチャーメディウム(盛り上げ、下地材など)も課題によっては使用することもあります。
またパネルは主に木炭紙サイズとP20号を使用します。
木炭紙サイズは石膏や構成などの素描、P20号は静物や人物などの着彩に使用します。課題によってはB3,A2,F12号など様々なサイズを使用することもあります。
いずれも白像紙をパネルに水張りをして制作します。